(サリュ)

東京近郊の高校に通っていた1998年、ライブハウスで知人のライブを見て「自分も歌いたい」と思ったことをきっかけに音楽活動をスタート。

サリュの会話と歌が入った1本のビデオテープを音楽プロデューサー・小林武史が見始めて30秒とたたないうちに「明日この子に会えるかな」と希望、その言葉どおり翌日にふたりは出会いを果たす。
そこから小林とのデモ作りがスタート。
時期を同じくして、映画監督・岩井俊二氏が彼の新作『リリィ・シュシュのすべて』の構想を小林に持ちかける。

最後に小林を介してサリュと出会った岩井も、ほとんど一目惚れのように「サリュでリリィを作りたい」と思ったという。
リリィ・シュシュ構想はサリュを媒介として、更にイメージを拡げてゆき、サリュがLily Chou-chouの歌をperformすることで、イコン的存在となる

2000年4月、Lily Chou-chouの1st Single「グライド」、同年6月、2nd Single「共鳴(空虚な石)」をリリース。
2001年10月に彼女の歌が全編にフィーチャーされた映画『リリィ・シュシュのすべて』が公開。
そして、そのオリジナルアルバムとして『呼吸』をリリース。

現在、ライブをメインに活動中。