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<J-UNDERGROUND>
■2004.10.6(水)
■CAST: |
Ces Chiens(早川義夫・佐久間正英)/カルメン・マキ/野狐禅
オープニングアクト:柴草玲 |
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早川義夫『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』、カルメン・マキ『真夜中詩集〜ろうそくの消えるまで』が発表されたのはともに69年。日本のミュージシャンが競って英米のロックの語法を吸収しようとしていた時代に、彼らは日本語の響きに忠実に、ということは自分たちの生理に正直な音楽を差し出してみせた。
そこで彼らが提示した、「新しさ」や「かっこよさ」よりも自分の真情を率直に表現することに向き合う姿勢が時代のメインストリームになることは、実際のところごく最近まであまりなかった。それでも、彼らのイノセントなDNA は旭川から登場した朴訥な二人組「野狐禅」に確実に受け継がれ、その表現の強さは現在のシーンにあっても異彩を放っている。
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会場: |
渋谷CLUB QUATTRO |
時間: |
開場18:00 開演19:00 |
チケット料金: |
【前売】
4,500円(1ドリンク付き) |
チケット発売日: |
8月28日(土) |
チケット取扱: |
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問合せ: |
クラブクアトロ 03-3477-8750 |
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J-UNDERGROUND とは、ひと言で言えば、J-Standardのカウンター・ミュージックです。
いつの時代にも、人が通った道とは別の角度から頂を目指す登山家がいるように、音楽の世界にもシーンの潮流やリスナーのニーズから一線を画して、自らの感覚だけを拠り所にオリジナルな音楽の表現の本質に迫ろうとするアーティストたちがこれまでに数多く登場しています。そうしたアーティストの意欲的な取り組みが、いわゆるJ-Standardアーティストをも刺激し、日本の音楽シーンに奥行きを与えてきました。J-Standardの豊かさはJ-UNDERGROUND
の豊かさなのだ、と言ってもいいかもしれません。
このクアトロの4日間は、1965年から75年、75年から85年、85年から95年、そして95年から現在という時代区分に沿って、それぞれの時代の先端的な感性をリードしたカウンター・ミュージックの現在を紹介していきます。
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