CPRAとaRmaについて

公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権センターhttp://www.cpra.jp/
〈Center for Performers' Rights Administration、略称=CPRA(クプラ)〉

デジタル・ネットワーク社会の進展が、メディアの多様化をもたらし、実演家の知的創造によって生まれる実演の利用はますます拡大しています。著作権法に定める実演家の権利を有する者すべてがひとつにまとまり、増大する権利処理業務を適正、円滑に行い、あわせて現状の諸課題の解決に強力に取り組むために、CPRAは、公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会(芸団協)、一般社団法人 日本音楽事業者協会(音事協)、一般社団法人 日本音楽制作者連盟(音制連) 3団体の協力の下、1993年10月に発足しました。

1998年12月には、『独立性、専門性、透明性』を3つの理念として上記3団体の協力関係を強くすることによりCPRA運営組織の充実を図り、さらに、関連する2つの団体、一般社団法人 演奏家権利処理合同機構MPN、一般社団法人 映像実演権利者合同機構(PRE) の参加によって、今日に至っています。

現在CPRAは、「著作権法等に基づく実演家の権利処理業務」及び「実演家の権利の擁護と拡大のための活動」等に取り組んでいます。

一般社団法人 映像コンテンツ権利処理機構http://www.arma.or.jp/
〈audiovisual Rights management association、略称=aRma(アルマ)〉

デジタル化・ブロードバンド化の進展に伴い、これまで数多くのメディアが生まれ、成長を続けています。こうした環境変化の中で、いわゆる「コンテンツの二次利用」のニーズが急増しており、日々の権利処理業務についても、質・量の両面から、かつて経験したことのないスピードで拡大しています。
音事協、芸団協、音制連の三団体は、新たなメディアへのコンテンツ供給の実現に向けて、権利処理業務の効率化と利用者のニーズへの対応について協議を重ねた結果、この三団体が共同で業務を行っていくことが最も有効な手段であるという共通認識に達し、映像コンテンツの二次利用に係る円滑な権利処理を実現するための団体として、一般社団法人 映像コンテンツ権利処理機構(aRma) が設立されるに至りました。
また、2011年7月には、PRE、MPNが社員として入会し、今日に至っています。